トクチョーからお届けしているメールマガジンの2011年12月27日発行 第5号です

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トクチョー メールマガジン

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トクチョーメールマガジン
               <平成23年12月27日発行 第5号>
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株式会社トクチョーでございます。

今年も残すところわずかとなりました。

本年最終のトクチョーメールマガジン第5号をお届けします。


―――――――――――――――――♪♪今月のトピック♪♪――――――――――――――


■9/14 不払い残業代請求訴訟控訴審の判決の波紋


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全国一般東京東部労組HTS(阪急トラベルサポート)支部の組合員で派遣旅行添乗員のTさんが「事業場外みなし労働時間性」適用の是非をめぐり、阪急交通社子会社「阪急トラベルサポート」を相手に提訴した不払い残業代請求訴訟控訴審の判決が去る9月14日、東京高裁(第一民事部福田剛久裁判長)であり、昨年5月の一審(東京地裁)判決に続き、原告勝訴の判決となりました。

東京高裁は、添乗員への行程の指示、日報の存在などを根拠に「添乗業務は、その労働時間を算定し難い業務には当たらない」と判断し、本件に「事業場外みなし労働」の適用を認めず、被告阪急トラベルサポートに未払い残業代51万3730円の支払いを命じるとともに同額の付加金(ペナルティ)の支払いをも命じたものです。

ご承知のように、労働基準法は、労働者の賃金・労働時間・休暇等の主な労働条件についての最低限の基準を定めた法律ですが、その第4章38条の2(事業場外労働に関するみなし労働時間制)についてはわかりにくい部分もあり、その解釈の相違により労使が争うことも多々あります。

また、この「みなし労働時間制」の一つとして昭和63年4月から導入された「裁量労働制」についても同様で、この「裁量労働制」の労働時間はみなし運用される制度である為、労使協議(労使協定)が実を伴っていない場合などでは制度本来の趣旨を実現出来ず労使の確執を生む一因にもなっているようです。
昨今、IT企業の開発部門などに時々見受けられます。

景気が悪くなると解雇、賃金未払い、過労死、その他職場におけるトラブルが増加する傾向があります。労働者側にたってそれらの対策を講じるのは、従来の労組や労働運動家グループ以外にも増えています。

トラブルの多くは、一般に、双方の解釈の相違や事実誤認によることに端を発することが多いものです。トラブルを起こさないようにするには、まず事実を正確に確認することから始めるのが肝要です。トラブル解決の第一段階は、“まず事実をきちんと調査・確認してから”といえるでしょう。


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◆編集後記◆
今年は日本にとって大変な年となりました。自然の猛威の前には為すすべもなく、日本中、様々な計画が狂い、軌道修正せざるを得ないという事態になりました。
アクシデントやトラブルは「想定外」ですが、見方を変えれば「想定外」の出来事が転機となり社会は成長・発展して来たと言えるかもしれません。
「ピンチはチャンス」とも言われます。被災地の復興を切にお祈り致します。

本年も弊社をご愛顧頂き誠に有り難うございました。どうぞよいお年をお迎え下さい。
来年も何卒宜しくお願い致します。

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