トラブルを回避!「転ばぬ先の杖」となる素性(身辺)調査
2018/07/05
友人・知人や婚約者、企業であれば社員や採用者、ビジネスパートナーが、トラブルの原因になるかもしれません。
現状で問題がないので、違和感を感じた場合にも“大丈夫だろう”と放置した結果、横領、機密情報の漏えい、セクハラ、パワハラなどの問題に発展する可能性もあります。
しかし、人間関係の希薄化や個人情報保護法の施行や改正などの影響により、企業の総務・人事担当者でも、従業員についての情報が取りづらくなってきました。一方で、SNSの普及によって情報量が格段に増え、情報の流通速度が加速し、真に必要な情報を獲得するのは至難の業です。
このような時代に、どのようにすれば冒頭のような「人」に関するトラブルを回避できるのでしょうか。
本記事では、素性調査 (身辺調査) を行なう必要性について説明するとともに、調査会社の見極め方や依頼する際のポイント、当社の調査で実際に報告された事例についてご紹介します。
目次
・ ビジネスパートナーや婚約者が信頼に値する人物なのか、食事や日常会話だけで見極めることができますか?
・ 社員や採用者がどんな人物なのか、業務日報や職務経歴書、限られた会話だけで判断することができますか?
相手を信じたいという気持ちはわかりますが、現代の人間関係は希薄な為、本質を知ることが難しい時代だと言えます。現時点で問題が無くても、過去に大きな問題を起こしている可能性や、会社での横領、結婚詐欺、DV問題などに発展しそうなことが裏に潜んでいるかも知れません。
素性調査(身辺調査)は、このような時に「転ばぬ先の杖」として役立つものです。
ここではまず、その目的と注意点を解説します。
素性調査(身辺調査)は、対象となる人物の「中身」である素行を調査していきます。
自分の身近にいる相手が本当はどんな人間なのか、どこで何をやっているのか、という相手の本性的な部分を探っていくナイーブな調査です。(尾行や張り込みなどのいわゆる行動調査とは異なります。)
それでは、実際に調査会社にはどんな素性調査 (身辺調査) の相談・依頼があるのか、紹介しましょう。
依頼者は、XX業の中堅のA社で、業務拡大により、業務委託を進める必要あり、契約相手が、本当に信頼できる人物か知りたい
・ 過去に勤務していた会社では横領により解雇されていたことが判明
XX業のB社では、退職した社員が次々とある特定の競合他社に転職したという噂があり、真偽を知りたい
・ 退職した元課長は部下だった5名に声を掛け、自身が転職した競合他社に引き連れていったことが判明
依頼者は、×歳の母親で、〇歳の息子の婚約者が、夜の仕事をしていないか確認したい。
・ 息子や会社には内緒で、水商売のアルバイトをしていたことが判明
上記3事例の依頼者はいずれも「大丈夫だろう」と放置せずに調査を依頼し、トラブルになったであろうことについて、次の一手を打つヒントを得ることができたと喜んでいました。
素性調査 (身辺調査) とは、相手 (対象) との良好な関係を築くのに必要なもので、思わぬトラブルを避けることが目的です。
個人的にお付き合いのある友人・知人が、怪しいことを計画していないか、裏切らないか、騙されていないかなど、あなたにとって害を与える人物ではないか?
企業では、過労死など雇用・労働問題や、不正取引、情報漏えいなどの不祥事が発生すると、企業イメージが大幅に悪化する恐れがあるほか、訴訟で多額の賠償金が発生する危険性も無視できません。
このように、身近なところにトラブルのリスクは潜んでいます。
特に企業の場合は、大きなトラブルとなる可能性が有ります。
「リスク」という言葉からどんなイメージが浮かんできますか?
日本では「危険」という意味で捉えがちですが、欧米では「不確実性」と捉えられています。
ある行為によってもたらされる結果は、不確実であるということ。予想通りの結果になることもあるが、予想通りにならないこともあるのです。不確実な未来において、良い結果を得るために何らかのリソースを投入することが「リスクを取る」ということです。
しかし事前に調査をすることによって、起こりうるトラブルが想定され、リスクを低減することができるのです。
従業員2千人以上の上場企業などを対象に実施している「企業が重視する経営上のリスクについて」のアンケート調査で、平成29年は「労働・雇用問題」がトップとなっています。
※東京海上日動リスクコンサルティング調べ 平成20年より 従業員2千名以上の上場企業を対象に実施
労働力不足や長時間労働の問題が注目を集めるなか、労働・雇用問題が企業から重要視されてきていることが窺えます。
労務リスクが意識される背景には労働者の権利意識の高まりもあると思います。
平成18年に労働審判制度が導入されて以降、企業が従業員などから訴えられるケースが増えてきています。
浮気調査であれば浮気しているかどうかが調査の目的となりますが、素性調査 (身辺調査) は、相手 (対象) の生い立ちや経歴を調べ、人物像を把握することが目的となります。
そのため、行動を追うのではなく、これまでの人生において関係する機関や人物への取材・聞き込みを中心に調査していきます。
つまり、素性調査 (身辺調査) とは、相手 (対象) との良好な関係を築くのに必要なもので、思わぬトラブルを避けることが目的です。
従業員やこれから採用しようとする人物、取引先の関係者や、友人、婚約者などについて、少しでも疑問を感じたら、遠慮したり、ためらったりしないで調査をするべきです。
無条件で相手(対象)を信用することが優しさではありません。
時には疑ってみて、その後に信頼できるかどうか判断することが大事な時もあります。
素性調査 (身辺調査) は、このような目的で行なわれます。
「転ばぬ先の杖」として、利用してください。
「個人情報」をめぐる環境はここ数年で大きく変化し、平成27年に「改正個人情報保護法」(改正法) が成立・公布され、昨年5月30日より全面施行されました。
差別につながるなどの理由で、改正法の中で「要配慮個人情報」として定められた事項については、取得に厳しい制限がかけられています。
学歴、破産歴、職場や業界での評判、子供の結婚相手がどのような仕事をしているか、反社会的勢力との付き合いがないか、などは出自を調べるものではありませんので、一定の範囲で調査が可能です。
一方、できない調査の項目を整理すると次のとおりです。
・ 「個人情報保護法」に抵触する調査
・ ストーカー目的の調査
・ 出生、出身地に関する調査
・ 住民票の取得
・ 銀行、借金データ取得
・ 電話番号から個人の身元特定
素性調査 (身辺調査) は、人のことを洗い出す調査ですが、調査会社だからといって特別な権限を与えられているわけではなく、難易度は高い調査です。
調査会社に依頼するまでもなく、自分でできることを紹介しましょう。あわせて注意点も紹介します。
調査したい人の住所地の法務局にいけば、不動産の登記内容を閲覧・取得することができ、名義人や担保、税金の滞納などがないかを確認することができます。また、商業登記により、経営会社の有無、役員を務めている会社の有無についても把握することができます。
【商業法人登記に関する記事はこちら】
日本におけるSNS (ソーシャルネットワーキングサービス) は、登録者数・利用者数ともに増加傾向が見られます。このまま普及が進めば2019年末には利用者数は7,732万人、ネットユーザー全体に占める利用率は76.7%に達する見通しです。(※ ㈱ICT総研 2017年度SNS利用動向に関する調査結果より)
Facebook、Twitter、Instagramなどの主要SNSメディアからライフスタイルが乱れていないか、どんな交友関係があるのかが見えてくるかも知れません。
Facebookだと実名登録が基本になっていますので、出身地、出身校、就業先といったプロフィールを載せている人も多く、対象の人物像がみえてくることがあります。
しかし、ネット上ではアイコン画像や名前などは偽装することが容易であることを忘れないでください。ソーシャルネット上の情報の不確かさ・信憑性について理解し、一つの道具(ツール)と割り切らないといけません。
素性調査(身辺調査)は、ある程度は自身でも行なうことができますが、落とし穴があることも、次の3事例からご理解いただけると思います。
5ちゃんねるにある情報を鵜呑みにして、“詐欺行為をはたらくような人と取引すべきでない”と上司に報告したところ、5ちゃんねるに記載されているのは同姓同名の別人であることが判明。
良かれと思ってやったのに、上司との信頼関係は崩れ、周囲からの信用もなくしてしまった。
♦事例2:親の介護を理由に休みがちな社員について
休暇申請のあった日に、総務スタッフが対象社員の自宅近くで監視したところ、近隣住人から警察に通報されてしまった。
対象社員の姿を捉えることはできなかっただけでなく、総務スタッフの日常業務は滞り、おまけに風邪までひいてしまった。
♦事例3:婚約者について
親友に婚約者の実家や兄弟の家を車で見に行ってもらったところ、周囲を田畑に囲まれた地域に品川ナンバーの車は目立ちすぎ、婚約者の家族に疑いの目を向けられてしまった。
事例3のように、相手(対象)に気づかれて別のトラブルに発展してしまう可能性もあります。
自分で出来る範囲は限られていますので、無理をせず、プロの調査会社に依頼することをお勧めします。
プロの調査会社といっても、たくさん存在しており、どこを選べばよいか、迷ってしまうかもしれません。そこで、多くの調査会社から適切な会社を選ぶときの見極め方、依頼する際のポイントについて解説します。
危険な調査会社は、以下のような傾向があります。調査会社を選ぶにあたり、注意してください。
・ 法人として運営していない
個人で格安に請け負っているところは、調査能力・責任能力もない場合が多いので、会社としての 実績があるところを選んでください
・ ホームページがない、事務所がない
ホームページがなく、人の紹介や電話番号だけで営業している業者は怪しいと思われます。
同様に事務所がない場合も気をつけてください。
・ 相場よりも格安料金を提示
適正価格よりあまりにも安い料金には理由があります。
調査もせずに適当な報告書を提出する業者のトラブルもニュースになっています。
・ やってはいけない調査を請け負う
前述しましたが、差別に繋がる調査のような「やってはいけない調査」を、請け負う調査会社は 信用できません。
それでは、信用できる調査会社を選ぶ際のポイントを整理してみましょう。
・ 「会社所在地」としているところにオフィスがあり、安心して相談できる応接室を備えている
・ 法人格があり、資本金・従業員数・業歴をある程度有する会社
・ 弁護士協同組合の特約店、各調査業協会の会員である
・ 主に法人を顧客とし、弁護士からの紹介もある
・ 調査項目を明示し見積書を提示してくれる
素性(身辺)調査を依頼しようか迷っている方は、まずは調査会社に問い合わせてみてください。
ホームページから、簡単にE-Mailで相談を受け付けている会社もあります。
一人で悩むよりもプロである調査会社に相談し、具体的な対処法を教えてもらいましょう。
相談したら、即契約ではありませんし、費用は発生しないので、ご安心ください。
ある程度の情報がそろっていればすぐに調査ができます。調査の期間は調査項目によって異なり、簡単な調査であれば数日で終了しますし、1ヵ月以上かかる場合もあります。要望に応じて、調査途中で状況を「中間報告」というかたちでもらうことも可能です。調査料金も調査項目により変動します。
調査項目が減れば、その分調査の労力は減りますので、料金は安くおさえられます。
把握できている情報はできる限り提供したほうが良いでしょう。
また、調査を依頼する際に、調査したい人の名前・生年月日・住所・経歴などの個人情報を提供しなければなりません。情報が外部にもれてしまえば調査対象者との関係だけでなく、周囲との人間関係にもひびが入ってしまいます。そのため「秘密厳守」は必須です。きちんと取引基本契約書を交わし、プライバシーを守ってくれる調査会社に依頼すべきです。
コラム『調査と料理はそっくり?』
プロの調査員はプロの料理人同様、成功体験を繰り返し、技やスキルを上げている
調査と料理は似ています。調査の『目的』は、完成させたい『献立』になります。
自分のために作って食べる『自炊』ではなく、誰かのためにつくる料理には相手がいます。こってりしたものが良いのか、さっぱりしたものが良いのか、肉より魚なのか、野菜なのか…。
調査も同じで、顧客のニーズ(どんな目的で、どんなことが知りたいのか)をきちんと聞き、把握しなければなりません。そして調査も料理も一連の流れを理解して進めなければ、非効率的です。
上記の表からも、調査と料理には共通点が多いことがわかります。調査も料理も顧客や家族が何を欲しているのかを把握し、一連の流れを理解した上で進めることが肝心です。そして、調査も料理同様、顧客や家族に喜んでもらえたという成功体験を繰り返し、技やスキルを上げていくのです。
素性調査(身辺調査)で、判明可能な項目をまとめてみましょう。
◆住所、本名など
最低でも住所や本名がわからなければ調査しようがありません。
しかし、中には住所や本名すらわからないというケースがあります。
交際している相手が、自身のことをなかなか言わない場合などです。わかっている断片的な情報から住所であったり、ビジネスネームや通称名ではなく、本名が判明することがあります。
◆勤務先、職歴、退職理由
現在の勤務先、過去の職歴、懲戒免職や解雇処分など、退職理由も聴取できる場合があります。
◆学歴
論文発表や所属ゼミなどから、虚偽の申告が判明することがあります。
◆離婚歴
過去の勤務先や近隣への取材を通して、バツイチであることがわかったりします。
◆破産歴
自己破産していないか、確認することができます。
◆交友関係
人格を形成していく上で最も重要な時期である学生時代の交友関係など、素行不良がないかどうかがわかる場合があります。
◆家族、親族関係
提供された資料などをもとに、親だけでなく兄弟の現況、親戚関係においても素行不良な人物や反社会的勢力と関わっている人物がいないかどうかが判明する場合もあります。
断片的な対象の情報「点」を、地道な調査により「線」に、そして「面」にしていきます。
人の不可解な行動には理由がある・・・理由は意外なところにありました。
実際にあった事例を紹介します。
♦事例1
社長から能力を高く評価されている女性秘書-何故、健康診断を拒むのか?
A社では従業員の健康診断は毎年5月に実施していますが、社長秘書のB女史はあれこれ理由をつけて受診しません。B女史は、一を聞いて十を知るタイプで、丁寧さときめ細やかさを身に着けている優秀な女性です。できるなら結婚後もサポートして欲しいと社長は考えていました。それ故、病気を抱えているのではないか、身体にタトゥを入れているのではないかと不安でたまりません。人事部長と協議の上、調査会社に相談することにしました。
調査員はA社から提示されたB女史の履歴書を見て“年齢の割りには化粧が濃く、表情が硬い。ペン習字のお手本のように一字一字丁寧に書かれているのに、性別欄の「男・女」に〇が付けられていないなんて…“と思いました。
前職の人事担当者、営業部の上司・同僚、同期の仲間などに取材を重ね、A社が女性だと思って雇用していたBは実は男性だったことが判明しました。
「×× 泉」というのは本名であり、偽名でA社に入社したわけではありません。
前職では男性「×× 泉」として3年間在籍し、顧客とのトラブル、社内でのいざこざもありませんでした。在籍期間、職務内容 (営業)、営業成績 (同期の中で2位)、退職理由 (自己都合による円満退職) も申告どおりです。
ところが、大学時代の友人から興味深いコメントが得られました。“××はスーツをビシッと着こなす女性に憧れていた。冗談で、××は線が細いし、髭も濃くないから、化粧したら女性でも通用するかも…と言ったら目を輝かせて喜んでいた”というのです。
…何故、健康診断を拒むのか?
Bの名前は「泉」(仮名) で男性でも女性でも通用します。学生時代からスーツをビシッと着こなす女性に憧れており、友人の“化粧したら女性でも通用するかも…”の言葉がヒントになったのか、A社では女性秘書として勤務していた。それ故、健康診断を拒んだのでしょう。
♦事例2
ダイエット食品に効果なしと激怒する女性-彼女に何があったのか?
“効果抜群なんて嘘っぱちじゃない。お金を返せ”と凄い剣幕で、C社のコールセンターにしつこく電話をしてくる30代D女史…。ダイエット食品の注意点を説明しようとしても耳を傾けてもらうことができず、C社のお客様相談室の室長は困り果てて調査会社に相談しました。
C社から提示された、D女史の氏名・住所をもとに調査員は長野県××市の自宅に向かいました。
ゴミ屋敷とまではいきませんが、玄関先の鉢植えの花は枯れ、店屋物の丼は洗った形跡もなく積み重ねられていました。近隣住人のガードが固く、D女史についてのコメントを得ることはできませんでした。ところが、D女史宅からは離れているものの、バス停のすぐ近くにあるクリーニング店から有益な情報が得られました。“父親を早くに亡くし、D女史は母親のことを気遣ってきた。母娘仲良く買物に出掛けたりしていたが、2年前に母親が心筋梗塞で倒れ、帰らぬ人となった。それ以降、D女史は情緒不安定にあり、勤めを辞め、ひきこもり生活になってしまったようだ”というのです。
…彼女に何があったのか?
D女史は父親を早くに亡くし、母親を気遣いながら仲良く生活してきた。ところが、2年前に母親が他界し、D女史は情緒不安定になり、勤めを辞め、ひきこもるようになってしまった。店屋物をとることが多く食生活が乱れているので、ダイエット食品を利用する以前の問題なのかも知れません。
♦事例3
突如家を出た大学1年の息子-家出の理由を若い講師は知っていた?
E氏は上場企業の事業部長を務める50代の男性です。ご子息のF君は国立大学の工学部に在学する19歳で、自宅から通学していました。そんなF君が突然、家を飛び出してしまいました。
E氏は奥さんとともに、高校時代の友人、大学の関係者などに連絡しましたが、F君の行方はわかりませんでした。ただし、ゆうちょ銀行の通帳とカード(名義人:F君)が見当たらず、E氏が入出金照会したところ、家を出た翌日に3万円、その2日後に4万円が都内の某所から引き出されていることが判明しました。そして、E氏は警察沙汰にする前に調査会社に相談しました。
高校時代の友人によると、F君は一人っ子だが、社交的で友人も多く、両親との仲も円満。
無断で外泊するようなことはなく、悩みごとを抱えている様子もなかったといいます。
大学に足を運び、関係者への取材を重ねてもF君の居所についての情報はなかなか得られませんでした。ところが、夕方遅く講義を終えた若い講師から面白い話が聞けました。“F君は以前にもレポート提出が間に合わなくなると休んだ。今回もレポートは進んでいない様子だったから、漫画喫茶にでも行っているのではないだろうか。提出期限は明後日なので、そろそろ家に戻るのではないか”というのです。
若い講師の予言どおり、F君はその2日後何事もなかったかのように家に帰ってきました。
…家出の理由を若い講師は知っていた?
E氏は大学の関係者にも連絡したと言っていましたが、若い講師から話を聞くことはできなかったのかもしれません。タイミングやヒアリング方法により、得られる情報に違いが出てきます。大学生の息子の行動・内面を親が全て把握することは不可能です。F君は以前にもレポート提出が間に合わなくなると大学を休んだので、レポートが進んでいない今回も漫画喫茶にでも行って、時間稼ぎをしているのだろうと若い講師は予想したようです。
3つの事例からもわかるように、調査員にはピンとくるとき、第六感が反応するときがあります。(※ここで言う第六感は、経験を基にした直感的な推測) ダメモトであたってみたら、見事逆転満塁サヨナラホームラン。野生の勘と常人には理解できない火事場の馬鹿力的な実行力があるのかも知れません。
素性調査 (身辺調査) は、トラブルを回避する為に有効な方法です。ですが、差別につながるようなやってはいけない調査もありますし、自分でやって却って余計なトラブルを招くこともあります。しっかりとしたプロの調査会社に依頼した方が確実です。
調査は「転ばぬ先の杖」となります。
危険性や不確実性(リスク)を感じたら、まずは調査会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
素性(身辺)調査のご相談ならトクチョーへ
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